わんちゃん猫ちゃんペット
フィラリア体験の声 |
30年ほど前、ラフコリーの牝をフィラリアで亡くしました。7歳の若さでした。この子が我が家にやって来たのは1歳を越えた頃でした。動物病院の先生にすでに感染を指摘されました。ブリーダーさんのところで予防してもらえないままひと夏を過ごしてしまったためです。当時は感染してしまうと治療法がないと言われました。今は感染してしまっても薬で治療できるようです。中学生だった私はまだ重大さを認識していませんでした。この時もっと調べて治療してくれる病院を探してあげるべきでした。夏には香取線香を犬小屋に置いて少しでも蚊に刺されないようにしましたが屋外で飼っていたためそれでも刺されてしまっていました。7回夏を過ごして厳しい冬が終わる3月初旬、いつもの散歩で急に歩けなくなりました。すぐに病院に運びましたがどうすることもできず翌日息を引き取りました。大学受験の真っ最中だった私は、散歩で歩けなくなるほど症状の進んでいたことに気づいてやれませんでした。どんなに苦しかっただろうと今でも胸が痛み、申し訳ない気持ちでいっぱいです。私にとってはいつも一緒にいてくれた親友のような存在でした。
現在、2頭のミニチュアダックスとラフコリーと暮らしています。二度と過ちを繰り返さないように月に一度の予防は欠かさずに行っています。犬と暮らす全ての飼い主の方々にフィラリアの怖さを知ってもらいしっかりと予防してあげてほしいと願います。予防は飼い主の責任です。
フィラリア体験談その2 »